ネパールでの食事

イギリスブライトンでの英語の超短期留学のあと、ネパールを旅行しました。8月18日から9月3日の間と10月1日から10月14日の2回です。番外編として そのときの食事についてレポートします。

●朝食
朝食はホテルの近くのCafeでbreakfastのセットを食べていました。
パン2枚、ポテトとトマトとたまねぎを炒めたもの、卵2個をお好みの料理方法で、ジャムとバター  それにチャイかミルクコーヒーです。
パンは黒いパンです。真っ白のトースト用のパン(日本の食パン)はほとんどみかけませんでした。 このちょっとぽそぽそした黒いパンが主流のようです。 わたしが通っていたCafeにはなかったのですが、街のパンやにはクロワッサンやペストリーの類がありました。 ちょっともちもちっとして懐かしい味です。
ポテトとトマトとたまねぎを炒めたものはポテト自体の味がおいしいので、とてもグー! 朝食にしてはガーリックが利きすぎているけど、ここでそんなことは気にしていたら生きていけません。
バターは頼まないとでてこなかったです。ネパールの人はバターはあまり食べないみたいです。高価なのか好きでないのか・・ イギリスのホームスティの4週間で山のようにマーガリンを塗ってたべる習慣がついていたので、 (イギリスの人はあれだけ食事のカロリーを気にしながら、マーガリンだけは別!といった感じで 大きなマーガリンの箱をテーブルにおいてしっかりぬっていました!)牛乳のビンはテーブルにのせてはいけないのに マーガリンの容器はそのままテーブルの上にのっていました。どうしてこれはゆるされるのか?  イギリスの七不思議のひとつのページにかいておかなくては!)バターがほしくてほしくてたまりませんでした。
卵はフライドエッグを主に注文!日本とちがって両面焼き+ウェルダンです。 半熟の片面焼きが好きだけど、サルモネラ菌が恐いので日本に帰るまでがまんがまん。

●昼食のカレー
昼食はだいたいafeのまかない食をよこどりして食べていました。
ごはんとカレー、ふつうは野菜のカレーでお祭りの日や土曜日に魚や鶏のカレーがでました。
カレーの作り方はしっかり習ってきました。また後で書きます。
ネパールのカレーはインドのカレーとどうちがうの? という質問がよくありますが、 ひとことでいえばインドカレーよりもわたしは好きです。インドカレーよりシンプルで家庭的な味で、 シチューというよりおみそ汁や豚汁のように液体が薄いです。香辛料の使い方は控えめです。
お肉やブイヨンをつかわずに野菜だけでどうしてああいう『こく』がでるのか不思議でたまりません。 油のちから(かなりいっぱい使う、そのせいでかネパール人はデブが多い)とそして野菜自体がおいしいのでそのせいなのでしょう。
ネパールで食べたカレーは恵比寿のネパール料理やさんのクンビラのカレーと味は同じだけど、具がとても少なかったです。 その意味でクンビラカレーは日本風にアレンジしているといえるかも。 大学の生協のみそ汁の具を思い出しました。

●チベッタンブレッド
は次のような感じです。
早朝にスワンヤブナートまで散歩にいき、スワンヤブナートのそばで朝食を食べました。
チベッタンブレットとカレーとバター茶のセット・・・
ものすごーくおいしかったです。
ネパールで食べたものの中でいちばんおいしかったです。 チベッタンブレットはトレッキングのときに何度も食べましたが、最初に食べたこれがいちばんおいしかった。
おばあさんが(おばあさんのように見えたがおばさんかも)がジャー保温器の中からとりだしてわたしてくれたチベッタンブレット! やさしいかおりとほのあたたかい感触!
そしてそれといっしょにたべるカレーがまたおいしいかった! 日本の昔ながらの家庭でつくるカレーライスのようなにちかい味でした。それがチベッタンブレットにとてもマッチするのです。
チベッタンブレッドの作り方、いちよ聞いてはきたのですが、あの味は復元できないでしょう・・ ああ、もういちどたべたい。

●おかし
ジェリーというお菓子を食べてみました。砂糖のかたまりを油たようなもので、春巻の皮のようなものに包んで食べます。
あっまーい! 
おもしろいけど、あんまりとびつくようにおいしいものではなかった。