外人さんとの日本旅行10日め-輪島の朝市と金沢

 この日はまず、輪島の観光をしました。輪島といえば朝市! いやあ、輪島のおばちゃんたち、元気でしねぇ。買い物好きのBodoくんにつきあってメイン通りを2往復したら、おばちゃんたちの元気を少し分けてもらえて、力があふれてきたので、見晴らしのいい灯台まで散歩しちゃいました。半島の先っぽという感じがしました。半島の先っぽという風が吹いていました。

輪島の灯台

 バスで金沢にでて、夕方に宿に到着。この日も民宿泊で名前は「いりたや」。インターネットで見たら、場所がよかったし、そして建物が古くて趣きがあったので、その宿を選びました(でもお金にうるさい宿だということが、翌日判明)。

 体調が今ひとつ・・・お風呂にはいって、夕方まで部屋でゴロゴロしていました。買い物好きなBodoくんは、コンビニでハーゲンダッツのバニラアイスの大きなパックを買ってきて、ほとんどひとりで食べちゃいました。ほんとうにアイスクリームが好きなのねぇ。大阪・京都のビジネスホテルでもハーゲンダッツの自動販売機を見つけて、毎晩アイスを食べているのを目撃しました。

 夜になり、「せっかく日本海側に来たんだから、寿司喰いたい」と町にでかけました。どこにはいろうか、あまり高いのはいやだし、そんなに食欲はないし・・・と迷って、気取ったカフェバーに間違えてはいっちゃって、慌てて出ようとしたら、お店のおにいちゃん・おねえちゃんが親切な人たちで、(ふだんは冷たい感じの日本の若者たちも、実は親切で、特に困っている外国人には親切だというのが今回の旅行でよくわかりました)、「お店まちがえちゃって、実はお寿司が食べたいのです」っていったら、「一徹というお店が安くておいしいよ」とすし屋さんを教えてくれたのでした。

 一徹、ありました!味も店員さんの感じもグー! そして確かに安かった。50円、100円、200円、300円 と値段別にメニューが書いてあって(写真+ローマ字表記も)注文しやすいし。

Bodoくんに「なんでも好きなもん頼んでいいよ」といったら、なんと、まず最初に50円の「ナス」を注文した。一夜漬けの茄子がのったお寿司。板前さんもカウンターの中でずっこけてた(加藤茶のよう)。最初は、高めの脂っこい珍味からいくものよね。私がうまいよ!と勧めたかにみそは、見た目に一歩引いたけど、味は気に入ったって。よかったよかった。かにみそって何?というので、「crab brain」とそのまま英訳したけど、それであってるのかな。

 しかし・・その日の夜中に気持ちが悪くなって苦しんだのでした。魚にあたっというより、疲れがたまって胃を壊したという感じです。慣れないものを食べたはずのBodoくんはいたって元気だったので、一徹さんのせいではないです。