
平湯温泉から高山にもどり、電車で高岡にでました。そして東京から送っておいたザックを高岡のホテルで受け取り、明日からの立山登山の準備をしました。
高岡行きの電車のボックス席で、前に座った若い女の人と話しをしたら、薬学部に通っている学生さんだということでした。さすがここは、富山の薬売りで有名な富山県。薬学部に通う学生さんがいっぱいいるのかな?

高岡は歴史と趣きのある町です。大仏もあります。あまり有名じゃあないけど、わたしはここの大仏が大好きです。奈良の大仏より好きです。大仏はやはり屋外にあったほうがいいなと思います。それから瑞龍寺も好きです。庭と建物のバランスがとてもいい。高岡は親の出身地なので、自分のふるさとではないけれど、どこかほっとします。

高岡で泊まったのはビジネスホテルで安さと便利さで選びました。ほんとのほんとは、宇奈月温泉に泊まりたかったけれど、高い宿しかなかった・・。くすん。このビジネスホテル、とってもアットホームな雰囲気。畳の部屋にベット、その横に座卓とTVがあって・・と組み合わせはとんちんかんだけれど、そのとんちんかんさが自分の部屋と同じで、とても和めました。部屋のライトも蛍光灯で、隅々まで明るい日本の家という感じだった。バスタブもビジネスホテルにしたら大きめで余裕がありました。そうそう、廊下に本棚があって、漫画の本が「ご自由にどうぞ」といっぱいおいてありました。Bodoくんはうれしそうに眺めていました(日本語が読めないから絵だけ)。ビジネスホテルだから、洗濯機などそろっているし、駅からすぐだし、値段は安いし。朝食もトーストと飲み物なら無料ということでした(出発時間が早くて利用できなかったけれど)。
そして、ホテルの人たちはとても親切でした。高岡弁聞くとやはり和むのよねぇ。血がそうさせるのかしら。田舎のビジネスホテルっていいもんだなぁとちょっとファンになりました。温泉や民宿や一流ホテルもいいけど、こんなとこでのんびりするのもまたいいかも・・・。