
高岡を早朝出発!立山まで電車で出て、そこからケーブルとバスを乗り継ぎ、室堂駅へ。室堂は一面の銀世界でした。そこからまず、1時間くらい雪の上を歩いて雷鳥山荘に向かいました。
雪の上は歩きにくくてたいへん!踏み固められていないやわらかい雪の上を踏むとずぼぼぼっと腰まで一気に埋もれてしまう。それでも1時間ほど悪戦苦闘してなんとか雷鳥山荘に到着しました。
ヒュッテの人に雄山か別山のどちらか頂上まで登りたいと相談すると、別山は途中の稜線でアイゼンが必要なので、アイゼンがないのなら雄山のほうが登りやすいということ、時間も急げば間に合うというので、雄山にトライすることにしました。
Bodoくんは高度3000mの山の頂上に立ちたい! と強く思っているらしく、ピッチをあげてどんどん先をいってしまいました。わたしは雄山は一度登っているし、最後の岩場が恐くていやだったし、そしてのんびり途中の雪山の風景を楽しみたかったので、差があいてしまいました。そして、結局時間が足りなくなって、もうちょっとで頂上というところで引き返しました。時間さえあれば登れたのにとBodoくんはほんとうに悔しそうでした。わたしが足をひっぱったのね。もう少しがんばれば急いで歩けたのに、なんか意地悪してしまいました。ごめんなさい。
宿への帰り道、雷鳥を見ました。まだ羽は白くて、ちょうど雪の溶けた岩の上を歩いていたので、とてもめだってました。羽が白いうちはちゃんと雪の上を歩かないだめだよ。
夜中、風が強く吹いて雪も降って吹雪に。風の音が恐くてあまり眠れませんでした。昼間のいい天気がうそのようでした。