8日めは高野山行きました。そして、宿坊に泊まり、阿字観(真言宗の瞑想方法)の体験もしました。ネパール好き・チベット好き、そして去年司馬遷太郎の「空海の風景」を読んで感激していたわたしは、ぜひ日本密教の中心である高野山に行きたかったので、勝手にむりやり予定に盛り込んだのでした。

南海線一本でつくはずが乗り間違え(ほんとうに難解な電車や!)で到着時間が予定よりもかなり遅れて・・疲れもたまってきたし、少々イライラしてしまいました。イカンイカン!高野山来てイライラするなんて。なんのためにここに来たのかこれじゃ、わからない!心しずめにきたというのに。
泊まったのは一乗院という宿坊で(インターネットで予約しました)想像以上にきれいでした。設備も悪くないし、部屋も広いし、そして中庭がとてもきれいでした。門の横の桜もきれい。夜街中を散歩してみたけれど、近くの宿坊はどれもとてもきれいでした。ちゃんと考えてライトアップされていました。宿坊というと質素というイメージがありますが、これらは100%計算された質素でした。宿坊・高野山というとかまえちゃうけれど、ただのんびりするためにくるのもいいかもしれないなと思いました。

肉はないけど豪華だ!
奥の院の近くの食堂でおでんを食べていたら、となりのテーブルに座った外人さんが、”卵ぬきの親子丼”を注文してました。たぶん、病気などの理由でコレステロールでも気になるのでしょう。でも卵抜きの親子丼っていったい・・・シングル丼、とでも呼ぶのかな。