2021年8月17日 (No.21131)
◆ エリコの目より ―「8万人のタリバンが、米国が1千億ドルを費やした30万人の政府軍を打ち破るとはどういうことか?」英ガーディアン紙が論評している。「それは2つの軍隊の話。一方は貧弱な装備だが、士気が高い。もう一方はよい装備だがNATOの支援に頼り、指導者が金を懐に入れていた」「『恐怖』が働いた。タリバンの進撃の報はSNSで増幅され、報復と個人に対する『清算』が恐れられた」「米国の政治家と軍幹部は耳障りのよいニュースを求め、上申される報告はそればかりに偏った。