2021年9月6日 (No.21159)
―シリア政府軍が南部ダラア・バラドの諸地区を激しく砲撃し、オマリー・モスクを地対地ミサイルで攻撃するに至った。シリアの革命が2011年に同モスクから始まったという経緯がある。2018年に政府軍が露空軍や民兵集団に支援されてダラア県を制圧したが、県内の一部は、当時の停戦合意に基づいて残留した反体制派武装勢力の支配下にあった。約2か月前から政府軍がこの地域を包囲しているため、停電や水の供給停止が起こり、食料や医療サービスが欠乏している。8月31日の夜遅く、露の仲介で停戦合意が成立し、、、