2021年9月10日 (No.21163)
◆ エリコの目より ―スペイン・プブリコ紙が「9.11事件以降の中東の変化」と題して論じた要旨: 「政治的イスラム」運動が崩壊すると共に、民主化の試みも途絶え、西側は、イスラム的な動きを抑えるために最も「閉鎖的」な政権を支持している。・・・「政治的イスラム」(=イスラム過激主義)は今後しばらく日の目を見ないだろう。しかし、今、うまく行っているからといって、将来復活しないという保障はない。パレスチナの状況は2001年当時より悪化していて、中東の不安定さは高まっている。西側は、これ以上の問題を経験したくない一点で、これからも中東の独裁体制を支援し続ける。