ガザ

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塗り替わるイランを巡る戦略地図

中東では今、この「米・イスラエル連合軍」がやりたい放題だ。3月18日にイスラエルが一方的に戦闘(というよりは避難民を狙った無差別爆撃)を再開し、既に1000人以上を文字通り虐殺したかと思えば、米 軍はイエメンの 武装組織フーシ派を懲罰するとして、首都サヌアなどを大規模に爆撃。子供を含む100人以上の民間人を死傷させた。
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イスラエルはガザで勝利したか?

イスラエルとハマスの停戦合意が発効し、「平穏な生活が戻る」と数万人の避難民がガザ地区北部へと帰還した。停戦合意には、1日600台の人道支援物資を積んだトラックが入境し、6万戸以上の仮設住宅とテント20万張りが設置されると書かれているが、そのような住宅はまだ1棟も建っていない。
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イラン巻き込みガザ虐殺を正当化

イランが、真にパレスチナ人の支援者であるなら、あえて報復せず、ネタニヤフ首相の孤立化を進めるという道があった。しかし、今回イランが反撃したことで、米国の宿敵でもあるイランとイスラエルの対決が前面に出ると、米国の世論(世界的メディアの目)からは、イスラエルが犯している日々の集団虐殺の事実が覆い隠されることとなる。
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追い詰められたネタニヤフ政権

開戦から 5カ月目に入ったパレスチナのガザでは、累積死者数が 2万8千人を超えた。平均では一日約225人が死亡しており、それは能登の死者数 とほぼ一致する。つまり、天災である地震は 一度限りだが、それと同じ規模の破壊が人為的に120日間以上も続けられている、ということなのだ。