コメントライナー 塗り替わるイランを巡る戦略地図 中東では今、この「米・イスラエル連合軍」がやりたい放題だ。3月18日にイスラエルが一方的に戦闘(というよりは避難民を狙った無差別爆撃)を再開し、既に1000人以上を文字通り虐殺したかと思えば、米 軍はイエメンの 武装組織フーシ派を懲罰するとして、首都サヌアなどを大規模に爆撃。子供を含む100人以上の民間人を死傷させた。 2025.04.11 コメントライナー
コメントライナー イスラエルはガザで勝利したか? イスラエルとハマスの停戦合意が発効し、「平穏な生活が戻る」と数万人の避難民がガザ地区北部へと帰還した。停戦合意には、1日600台の人道支援物資を積んだトラックが入境し、6万戸以上の仮設住宅とテント20万張りが設置されると書かれているが、そのような住宅はまだ1棟も建っていない。 2025.01.31 コメントライナー
コメントライナー イスラエル、世界欺き「民族浄化」 ネタニヤフ政権がガザ地区を文字通り粉砕して、大イスラエル建設のための新たな既成事実を押し付けようとしてきたことは、もはや国際的には常識となっている。同政権が集団虐殺を続けることができるのは、米国と一部欧州諸国がイスラエルに武器の提供を続け、外交・メディア対策面で事実を歪曲(わいきょく)しているからである。 2024.11.19 コメントライナー
コメントライナー 人質殺害で問われる命の軽重 ガザ地区の地下トンネル内で人質6人が遺体で見つかり、その中にはハーシュ・ゴールドバーグ・ポーリンという名の米国籍の青年が含まれていた。バイデン大統領は声明で、人質解放のために全力を尽くしたと主張したが、何カ月も前から働き掛けが続いている停戦協定にネタニヤフ政権が合意していれば、ハーシュ君は解放されていた可能性が高い。 2024.09.06 コメントライナー
コメントライナー どうすれば集団虐殺を止められるのか 京都・東山にある小さなホテルが、イスラエル国籍のユダヤ人の宿泊を拒否し、駐日イスラエル大使の猛抗議を受けた京都市は旅館業法に基づきホテルを行政指導する、という出来事があった。パレスチナ問題解決のための有効な手段を持たない国際社会の現状が凝縮されたような、後味の悪さを感じる。 2024.07.01 コメントライナー
コメントライナー イラン巻き込みガザ虐殺を正当化 イランが、真にパレスチナ人の支援者であるなら、あえて報復せず、ネタニヤフ首相の孤立化を進めるという道があった。しかし、今回イランが反撃したことで、米国の宿敵でもあるイランとイスラエルの対決が前面に出ると、米国の世論(世界的メディアの目)からは、イスラエルが犯している日々の集団虐殺の事実が覆い隠されることとなる。 2024.04.22 コメントライナー
コメントライナー 追い詰められたネタニヤフ政権 開戦から 5カ月目に入ったパレスチナのガザでは、累積死者数が 2万8千人を超えた。平均では一日約225人が死亡しており、それは能登の死者数 とほぼ一致する。つまり、天災である地震は 一度限りだが、それと同じ規模の破壊が人為的に120日間以上も続けられている、ということなのだ。 2024.02.15 コメントライナー
コメントライナー 集団虐殺にくみしてはならない 12⽉1⽇、停戦期限が切れると、イスラエル軍はこれまでにない規模の砲爆撃を陸海空から敢⾏し 、逃げ惑うガザ地区の⼀般市⺠を容赦なく殺害した。1⽇の死者数はパレスチナ当局の発表で200⼈以上。これが最も忌まわしい ジェノサイド(集団虐殺)でなくて何であろうか︖ 2023.12.17 コメントライナー
コメントライナー 米のアフガン撤退、中東に広がる波紋 ◆恥さらしたカブール陥落 米国はアフガニスタンで20年戦い、敗れた。このことは、米国にとって最大かつ最長と言ってよい、イランとの「戦い」に悪い影響を与えている。米国とイランは、イスラム革命直後の大使館襲撃・人質事件を受けて1980年に断交、... 2021.10.22 コメントライナー
コメントライナー イランとイスラエル、対決不可避か ◆転落の始まり? イラン大統領選に勝利したライシ師が保守強硬派であり、核合意再開交渉の行方を含め、中東情勢に与える影響が懸念されるとの論評がかまびすしい。一つ指摘したいのは、イランは大統領制ではないということだ。日本語で「大統領」と呼ばれる... 2021.07.05 コメントライナー