フリー・ジャーナリストで、イスラム過激主義の大家・藤原和彦さんが急逝されたとの知らせを受けました。藤原さんとは、2009年3月にエジプトのアルアハラーム紙のサラヤ編集長が日本プレスセンターで講演した際、それぞれ、モデレーター/通訳者という役割でご一緒させていただきました。その際、本来通訳者は陰の存在であって目立たないことが一番、というのがわたしの流儀なのですが、異例にも講演者の目の前で、当方の通訳が適切に行われたことをご本人と聴衆の双方にご紹介いただきました。過激主義の問題のセンシティブなところを熟知されている研究者にお褒めいただき、舞い上がりそうでしたが、ご理解をいただけたうれしさに、とても充実したひとときであったことを思い出しました。
突然の旅立ちと聞き、よいお仕事を重ねられておられこれから、という藤原さんにアッラーも酷いことをされるものだと思います。日本の各界は、もっと藤原さんを重用すべきでした。後進研究者として、御遺志を受け継いでいきたいと思います。ご冥福をお祈りいたします。
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藤原和彦さんの突然の悲報に驚愕しています。
悲しみとさびしさでいっぱいです。
90年代初め、「中東報道者の会」を立ち上げられるなど、
社の垣根や世代を超えた広い心で、
日本の中東報道全体の発展に尽くされたご功績に
頭が下がります。
謹んでご冥福を祈ります。
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出川様、コメントありがとうございました。
ご葬儀で弔辞等を伺い、故人のお人柄を再認識いたしました。