2021-08

エリコ・モニタリング・レポート

2021年8月11日 (No.21133)

アルジャジーラ・モニタリングの○ 日本関連報道より ―日本の昨年の人口は1億2,600万人で、2015年の人口と比較して0.7%減少した。しかし、全国各地に約300の成長している町があり、人口、特に若い世帯の増加に比較的成功している。
エリコ・モニタリング・レポート

2021年8月10日 (No.21132)

◆ 中東の新型コロナ動向より ―イランにおける感染拡大については昨日もお伝えしたが、イラン国営TVは、「約2分に1人のペースで新型コロナによって人が亡くなっている」と報じた。 9日発表の1日の死者数が588人と過去最高値を更新したことを受けたもので、政府は、市民が社会的距離などの予防措置を無視していると不満を述べているが、医療施設はもはや患者を受け入れることができない状態である由。 ハメネイ師は1月に「英米のワクチンは信頼できない」と述べてワクチン輸入を禁止したが、その後、感染拡大が起きた。
エリコ・モニタリング・レポート

2021年8月9日 (No.21131)

◆ エリコの目より ―東京オリンピックでアラブ諸国は合計18個のメダルを獲得した。国別、種類別に次のとおり。 1.カタール(金2、銅1) 2.エジプト(金1、銀1、銅4) 3.チュニジア(金1、銀1) 4.モロッコ(金1) 5.ヨルダン(銀1、銅1) 6.サウジアラビア(銀1) バーレーン(銀1) 8.クウェート(銅1) シリア(銅1)。
エリコ・モニタリング・レポート

2021年8月8日 (No.21130)

◆ エリコの目より ―9日よりロシアからエジプトの避暑地(ハルガダ、シャルムエルシェイク)に向けた直行便の運航が解禁され、エジプトへのロシア人観光が再開される。これにより、約30万人が行楽先を(コロナ蔓延中の)トルコからエジプトに変更すると予測され、エジプトの観光業関係者は期待を寄せている。
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2021年8月7日 (No.21129)

◆ 中東の新型コロナ動向より ―中東のほとんどの国で感染拡大がみられる中、カタールの感染状況はかなり落ち着いている。同国では昨年5月末と今年4月をピークとする2回の感染拡大局面があったが、5月下旬より、新規感染者数は150~200人程度に抑えられている。これに伴い、現在感染者数も2,000人を割り込んでいる。死者は隔日に1人を数える程度で、7月28日以来発生していない。
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2021年8月6日 (No.21128)

◆ エリコの目より ―エジプト商工会議所総連合の専門家会合は、同国のパンの公定価格を現在の5キルシュ/枚から20キルシュ(約1.3円)に値上げすることが適当であると決定した。値上げ幅は300%。エジプトでは、補助金によってパンが生産されており、25~35%が家畜の飼料に(違法に)転用されるなど問題となっている。
エリコ・モニタリング・レポート

2021年8月5日 (No.21127)

◆ エリコの目より ―7月、中国の王毅外相はシリアのアサド大統領「就任式」に出席し、欧米が批判している95.1%の得票率による再選を称賛した。 ◆ 中東の新型コロナ動向より ―イスラエル政府は、同国の新規感染者数が2日連続で3,000人を超えるなど「第4次」の感染拡大が懸念されているとして、公共の場におけるマスクの着用をはじめとする予防措置を呼び掛けるとともに「最大で2カ月程度のロックダウン」を実施する可能性に言及した。
エリコ・モニタリング・レポート

2021年8月4日 (No.21126)

4日0600JST「ミッドナイト・ニュース」より ■ 湾岸海域でタンカー3隻が相次いで攻撃される。そのうちの1隻がイランの支援を受ける勢力に乗っ取られ、航路の変更を余儀なくされたとの報告も。米は懸念を表明、イランは「これらの報告に根拠がない」と述べる ■ 映画プロデューサーのラーミ・ジャーベル氏がアルジャジーラの検証番組「暴かれた重大事」に出演後に殺害予告を受けたため、ベルギー当局が捜査を開始し、同氏を保護下に置く
エリコ・モニタリング・レポート

2021年8月3日 (No.21125)

3日0600JST「ミッドナイト・ニュース」より ■ 米国務長官、「イスラエル系企業が運航するタンカーに対する攻撃にイランが関与している」と改めて非難。英首相はイランに「攻撃による影響の責任を負うよう」求め、イスラエル首相は「イランは責任を逃れようとしている」と非難 ■ チュニジア大統領、経済・財務・投資相と通信技術相を任命し、「奪われた国民の金銭を取り戻す決意をしている」と述べる。著名な文化人・政治家らは「大統領による例外的イニシアティブは憲法に対するクーデターだ」と声明
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2021年8月2日 (No.21124)

エリコの目より ―米「タイム」誌は、「チュニジア大統領の行動は『クーデター』の疑いが濃いが、チュニジアの民主主義はまだ死んでいない」との記事を掲載した。 中東の新型コロナ動向より ―イスラエルでは、ワクチンが普及した4月~6月の間は一桁の日が出るほど感染は抑えられていたがその後拡大傾向に転じ、7月31日には、2,675人を記録した。