2021年10月17日 (No.21200)
◆ エリコの目より ―「イスラム国」との対決はタリバンの国際社会との関係を変化させるか?米軍撤退直後に空港に対する自爆攻撃で米兵、アフガン市民の多数を殺傷した後、最近もクンドゥス、カンダハールで相次いでシーア派住民に対する爆殺行為をIS-Kが実行している。カタールが長年果たした役割によって、タリバンは、国際社会と対話できるまでになった。タリバン外相代行はトルコを訪問し、来週はモスクワで重要会談が行われる。EUは、人道支援の継続を表明しているが、アフガニスタンをテロの温床にしないということが、国際社会の共通の利益だ。各国とも、タリバンが国際社会の仲間入りのできる行動をとる国となるよう求めている。