イスラエルは安全な国である。
今年1月、イスラエル行きの決断をしたとき、同好の諸士はたじろいだが、私の説明に最後は納得して、今回の訪問となった。旅行中、日本人の旅行客にはひとりの若者を除いて全く出会わなかった。皆、危険と思って旅行を見合わせているのだろうか。だとすれば、あまりに惜しい文化遺産の数々がそこにはある。
<今回私たちの訪れた世界遺産>
○エルサレムの旧市街と城壁群(危機遺産)
○ハイファの「バーブ廟とバハイ庭園」
2008年に新登録された。警備に当たっていたブラジル出身というバハイ教徒の人当たりがとてもよかったので、「さすが宗教に入っている人は違う」という声が聞かれた。ユダヤ教徒もイスラム教徒も宗教に入っているのは同じなのだが・・・
○アッコ旧市街:十字軍の砦が見事に残っている。
○聖書時代の遺丘群(メギド):最終戦争(ハルマゲドン)が行われるという戦場を見下ろす
○テルアビブのホワイトシティ近代化運動(?) ヤッフォーの街
○マサダの要塞 イスラエルの原点
<世界遺産以外>
世界遺産となってはいないものの世界遺産級の訪問地として・・
○イエスが奇跡を起したガラリヤ湖
○ナザレ(処女懐胎教会)
○ベツレヘム(聖誕教会)
そして、世界遺産でも何でもないと思われるかもしれないが、
○「テロリストでありながらノーベル平和賞を貰った」故アラファト議長の廟
コメント