エリコ・モニタリング・レポート2021年10月20日 (No.21203) ◆ エリコの目より ー「イランに圧力を掛けて核開発を断念させる」とのトランプ政権当時の方針は成功する可能性もあったが、バイデンへの政権交代で望みは絶たれた。サウジは新たな現実に直面せざるを得なくなり、イランとの和解交渉が進んでいる。ハアレツ紙が「イランとサウジの接近は、反イラン連合を解体中」との見出しで報じたのは行き過ぎで、湾岸アラブ諸国は「現実的な安定」の枠組みを模索していると見るべきだ。エリコ・モニタリング・レポート