エリコ・モニタリング・レポート

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2021年6月23日 (No.21084)

■ スーダン、ルネッサンスダム問題をめぐって緊急会合を開くよう安保理に要請し、2度目の貯水によって地域の安定が揺らぐ危険性を警鐘。エジプトは「ダムをめぐる交渉でエジプトが見せた柔軟性に、エチオピアは頑固さで応じた」と非難 ■ イスラエルの治安部隊、エルサレムのシェイク・ジャッラーハ地区に突入し、強制退去に脅かされているパレスチナ人の家族らに連帯する人々を地区外に退出される。国連はこの展開への懸念を表明 ■リビア問題が新たにベルリンへ。リビアでの選挙に先立ち2度目の国際会議。同国外相は軍の統一、外国部隊撤収の日程等の計画を提案へ
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2021年6月22日 (No.21083)

■ ライシ・イラン新大統領、「イランの将来は核合意と結びついているわけではない」「最優先事項は近隣諸国との関係改善だ」と述べる。米は「核合意をめぐるウィーンでの協議を進めている」と表明 ■ ハマースのガザ地区指導者、国連代表団との会談を「悪いものだった」と評し、「ハマースはガザ地区で危機が続くことを容認できない」と述べる。パレスチナ大統領は抵抗諸派に対話への復帰と分裂状態の終結を求める ■ エチオピアで議会選挙の投票が終了。治安状況を理由にティグレ・ソマリ両州での投票は実施されず
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2021年6月21日 (No.21082)

■ イラン核開発をめぐり、同国と欧州は合意成立が近いと楽観視。米は「主要な課題は未解決」と指摘。イスラエルは「核合意への復帰という選択肢」への反対を続ける ■ リビア政府、「西部と東部を繋ぐ沿岸道路を一時的に再開」と発表。ハフタル派部隊は反発、これを発表する権限を持つのは合同軍事委員会のみと主張 ■スーダン、法令を発して青ナイル州と南コルドファン州に自治権を付与。ジュバで締結した和平合意を履行
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2021年6月20日 (No.21081)

■ イラン大統領選、ライシ師が得票率62%で勝利。イスラエルは同師を「過激派」と評し、「核開発計画に最も熱心に取り組んでいる」と指摘 ■ イラン外相、「8月までに核計画をめぐる合意に至ることは可能」との見方を示す。EUは、「ウィーン協議の参加者らが20日に会合し、米の核合意復帰について協議する」と発表 ■ リビアのハフタル派部隊、アルジェリア国境の検問所を制圧。昨年10月の停戦合意後初の軍事行動
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2021年6月19日 (No.21080)

■イラン、大統領選挙の投票時間を延長。政府の「国家監視センター」は、有権者の参加状況を「良好」と評する ■米高官、「イランの新大統領が就任する前に、核合意復帰の合意を成立させたい」と述べる ■アフガン政府、ナンガルハール州での空爆でタリバンの35人を死亡させたと発表。カタール外相は「敵対行為停止と政治プロセスへの信念が和平実現を助ける」と指摘 ■米高官、WSJ紙に「バイデン政権は中東の防空システム配備を大幅に削減する」と明かす
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2021年6月18日 (No.21079)

■イラン大統領選挙の投票が数時間後に始まる。ロウハニ大統領は国民に対し、「対立から一旦離れ、大勢が投票に参加するよう」呼びかけ ■イラン交渉責任者、アルジャジーラのインタビューで「ウィーンでの協議は解決に近づいている」としつつ、「この先のいかなる米政権も核合意から離脱しないとの保証をイランは望んでいる」と述べる ■イスラエル軍、ガザ地区でパレスチナ抵抗諸派の複数の拠点を空爆 ■米政府、「トルコがアフガン首都カブールの空港の警備を担うことで同国と合意した」と表明。米統合参謀本部議長は「アフガンからの米軍撤退後に最悪の事態が発生することは不可避ではない」と述べる
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2021年6月17日 (No.21078)

■ バイデン米大統領とプーチン露大統領が会談し、大使の復帰と、戦略的対話の開始で合意。その他の課題では対立続く ■ プーチン大統領、上記会談について「建設的だった」とコメント。バイデン大統領は同大統領に協力を呼びかけ、「米のアジェンダは反露的なものではない」と述べる ■ 米アフガン特使、アルジャジーラのインタビューで「アフガン政府とタリバンは、米軍の撤退完了前に合意に至るべきだ」と述べる ■ ベネット新政権の発足を受け、イスラエルでUAEとの石油協定の取り消しを求める声
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2021年6月16日 (No.21077)

■エルサレムで入植者が「旗の行進」を実施。イスラエル軍、西岸地区でパレスチナ人のデモを弾圧。ベングリオン空港の発着便は飛行ルートを変更 ■ドーハで緊急会合のアラブ諸国、ルネッサンス・ダムについて「拘束力ある合意が重要だ」として安保理の会合を呼びかけ。エチオピアは反発 ■米・スイスの大統領が会談。スイス外相、「米は、イランに人道物資を送るためのチャンネル活用を早める意向だ」と述べる ■タリバン、「NATOがカブール空港の警備のために部隊を残留させることは、アフガン占領の継続だ」と声明
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2021年6月15日 (No.21076)

■ イスラエル新政府、エルサレムで15日に極右勢力が「旗の行進」を実施することを発足初日に承認。イスラエル軍は、ガザ地区からのロケット弾発射を恐れて「アイアンドーム」の配備を強化。パレスチナ諸派は警告 ■ エジプト外相、「ルネッサンス・ダム問題の外交的解決に向け尽力」と語る。スーダンは、条件付きで暫定合意を受け入れる用意。エチオピアは「同ダムの貯水第2段階は安全な形で行われる」と強調 ■ エジプト破棄院、ムスリム同胞団幹部を含む被告12人に対する死刑判決を支持。アムネスティは「恥ずべき集団裁判の末に下された決定だ」と批判 ■ 米大統領、NATO首脳会議の閉幕にあたり、「トルコ大統領と建設的な会談をした」「露大統領に対し、越えてはならない一線を設定する」と述べる
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2021年6月14日 (No.21075)

■ イスラエル議会、ベネット氏率いる新内閣を信任。米大統領は同内閣との協働を表明。ベネット氏は「イラン核合意に立ち向かい、入植活動を広く支持する」と約束 ■ ルネッサンスダム問題をめぐってAU委員長がスーダンで協議する中、エチオピアは「洪水期にダム貯水を行う機会を逃せば、大きな損失を被る」と表明。エジプトは「エチオピアが交渉を意図的に遅らせている」と非難 ■G7首脳ら、会議閉幕の際に「イランとの核合意のプロセス再開を支持する」「真剣な対中措置を講じる」と宣言