ロシア

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サウジでウクライナ巡り協議

協議主導の背景  サウジアラビアは8月5、6両日、ウクライナと欧米主要国に加え、インド、ブラジルなどの主要新興国も招き、約30カ国規模のウクライナ和平協議を主催する。政府高官レベルで開かれ、ロシアは招かれないこの会議を通じて、欧米とウクライ...
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ウクライナ危機の政治的解決

◆サウジ、ロシアが外相会談  サウジアラビアのファイサル外相は1日、南アフリカのケープタウンでロシアのラブロフ外相 と会談、「ウクライナ危機の政治的解決策を見つけるためのすべての地域的、国際的努力を支援する立場」を再確認したという。サウジも...
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ロシアと中東がG7に逆襲?

◆中東の一部  「中東」とは、狭義にはオリエント(東洋)の中でヨーロッパ側から見て「近東」の先、つまりアラビア半島辺りを指すが、イスラムという宗教的、文化的つながりの深い広大な地域(西はモロッコ、モーリタニアから東はパキスタン辺りまで)がそ...
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リビア分割?アラブは新冷戦時代

◆トルコの軍事支援で情勢転換 ワグナーは、ロシアの民間軍事会社である。ロシア政府は公式には否定するが、同社はシリア等いくつもの地域で、ロシアの軍事戦略実現のために働いてきた。リビアではカダフィ後の「国盗り」を狙うハフタル将軍側について傭兵戦...
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人権無視の圧政vsテロリズム

◆アレッポ市民を「テロリスト」呼ばわり 写真展の無機質な白いホール。撃たれて仰向けに横たわるロシア大使の傍らで、拳銃を構えてアレッポの復讐を叫ぶ実行犯。一枚の報道写真が示すこの情景をテロと呼ばずして何と言おう。そしてその隣の記事は、「イラン...
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「パレスチナ化」するシリア

◆繰り返される不幸な現実 シリアをめぐる情勢は、発生から約70年を経た今も何ら解決しないパレスチナ問題に似てきた。武力で家と故郷を追われ、肉親の生命までも奪われた人々にはその権利を回復すべき「大義」があるが、圧倒的な軍事力と無慈悲な冷酷さを...