重大局面のシリア情勢

3日、4日と早朝のNHK-BS勤務に赴き、アルジャジーラの通訳放送をしました。オリンピック期間中は国際情勢などどうでもよい、という雰囲気でお祭り騒ぎしていますけれども、唯一朝の7-8時の時間帯にはキャスターなしで、世界の放送局が伝えた重要ニュースが凝縮された形で流されますので、必見です。アルジャジーラは7時30分ごろに登場します。
(オリンピックが終わると通常体制に戻り、初出は5時30分過ぎ、その後7時台、8時台のメインニュースで重要ニュースは再放送、という形になります)
シリア北部の中心都市アレッポをめぐる政府軍と反政府勢力(自由シリア軍)の攻防が激化している、というのがこの両日の報道の中心でした。市内のスッカリ地区を政府軍ヘリが砲撃した、というニュースをお伝えして帰宅、フェイスブックを開いたら、山﨑やよいさんがご自身のブログにスッカリ地区の最新情報を書かれていました。
山﨑やよいblog.
(http://yayoi-yamazaki.blogspot.jp)
大変に貴重な情報で、通信社も大新聞も及ばない真実がそこにあると感じました。これからも、可能な範囲で情勢をお知らせください。
なお、アルジャジーラが「そうであってほしい」という願望もこめて伝えようとしていることは、アレッポのあちこちを反政府軍が支配しはじめており、アレッポからトルコ国境にかけてと特に国境の検問は自由シリア軍が支配している、という構図です。実際にそうなれば、トルコ側にはサウジとカタールに支援された自由シリア軍への武器供給基地があるということですから、反政府勢力は大きな橋頭堡を築くことになります。しかし、そう簡単にはいかないだろう、というのが常識的な見方だと思いますので、そうであればその分、アレッポの町は戦乱が長引き、苦しむことになります。
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世界遺産の古都「アレッポ」

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