2021年5月15日 (No.21045)
パレスチナの保健省は14日夜、「イスラエル軍のガザ地区への空爆による死者が計126人(うち女性20人、子供31人)、負傷者は950人に上った」と発表した。ヨルダン川西岸地区では抗議デモ参加者と治安部隊が衝突し、14日に11人死亡、多数が負傷した。一方でイスラエル当局は、「これまでにイスラエル人7人(兵士1人と、子供2人を含む民間人6人)が死亡した」と発表。 15日は1948年のイスラエル建国に伴いパレスチナ人70万人以上が難民となった「ナクバ(大災厄、大惨事)」の日であるため、各地での衝突激化が懸念される