2021年5月16日 (No.21046)
ハマース軍事部門カッサーム部隊のアブー・オベイダ広報担当は現地時間の16日午前零時(0600JST)過ぎ、「ガザの『ジャラーア・タワー』を始めとする複数のタワーに対するイスラエル軍の空爆への報復として、ガザ地区からテルアビブに向けてのロケット弾発射を再開した」と発表。同部隊は、現地時間の15日午後10時から16日午前零時までの2時間にわたる対テルアビブ「停戦」(ロケット弾攻撃の停止)を表明していた。その後、イスラエルの消息筋は「16日午前零時過ぎに2度にわたるロケット弾発射が行われ、テルアビブとイスラエル中部に42発が着弾した」と伝えた。ロケット弾は、イスラエル南部や沿岸部に向けても発射された。