エリコ・モニタリング・レポート

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2021年9月1日 (No.21154)

アルジャジーラ・モニタリングよりアフガン関連 ■ 米大統領、アフガニスタンでの自国の退避作戦を「歴史的」と称賛。「1日の戦費は3億ドルに達し、毎日18人の退役軍人が自殺している」「テロはアフガン域外のものとなった」と述べる ■ 米軍のアフガニスタン撤退の翌日、タリバンはこれを祝い、「新政府樹立の交渉が終了した」と声明 ■ カタール外相、アフガニスタンは重大局面にあると指摘し、民間人保護のための国際的協力を呼びかけ。独外相は、「タリバンとの協議は重要。ドーハでこれを継続する」と述べる
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2021年8月31日 (No.21153)

◆ エリコの目より ―28日開催された「パートナーシップと協力のためのバグダッド会議」にマクロン大統領が出席し、全ての問題を「テロ対策」に結びつけ、仏軍はイラクから撤退しないと強調した。この姿勢は、アフガニスタンに安全地帯を設けよ、との彼の主張と軌を一にする。戦争を続けたいようだ。
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2021年8月30日 (No.21152)

◆ 中東の新型コロナ動向より ―中東諸国20カ国のワクチン接種状況。少なくとも1回のワクチン接種を受けた者の対人口比 1.UAE 84%、 2.カタール 79%、 3.イスラエル 68%、 4.バーレーン 67%、 5.サウジ 62%、6.トルコ 55%、 (中略)…11.イラン 18%、…16.エジプト 4.2%、17.イラク (データなし)18.スーダン 1.5%、19.シリア1.3%、20.ソマリア 1.2%(Ourworld in Dataより弊社ピックアップ)
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2021年8月29日 (No.21151)

アルジャジーラ・モニタリング、29日0600JST「ミッドナイト・ニュース」より ■ 米がアフガニスタンでIS有力幹部2人を空爆した後、「更なるテロ攻撃が迫っている」との警告。米大統領は「対IS空爆はこれが最後ではない」と述べる。タリバンは「米は空爆を事前に通知すべきだった」と非難 ■ タリバンのバラダル師、アフガニスタンの次期政府に関する協議のため幹部らと共にカンダハルに入る。タリバンは、政府樹立の期日設定を拒否
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2021年8月28日 (No.21150)

アルジャジーラ放送・27日0600JST「ミッドナイト・ニュース」より ■ カブール爆破テロ、死者175人に。米大統領は新たな攻撃が発生する危険性が高まっているとの報告を受け、軍司令官らに対IS-K攻撃を実施する権限を付与 ■ 国連、アフガニスタンでの壊滅的な人道状況と、全人口の3分の1を脅かす飢餓を警告し、アフガニスタン人の50万人超が年内に避難を求めることを予測
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2021年8月27日 (No.21149)

アルジャジーラ放送・27日0600JST「ミッドナイト・ニュース」より ■ カブール国際空港周辺で自爆攻撃2件があり、米海兵隊の12人を含む約60人が死亡、タリバン・メンバーを含む140人以上が負傷。タリバンはこの攻撃を強く非難 ■ IS、カブール国際空港周辺での攻撃の実行声明を出す。米中央軍司令官、「ISの脅威は続いている」「タリバンがこの攻撃を認めた可能性があるとは思われない」と述べる ■ 欧州各国政府、カブールにおける攻撃を非難。欧州理事会議長は、「アフガンでテロが復活しないよう保障すべく取り組む必要がある」と述べる
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2021年8月26日 (No.21148)

◆ 中東の新型コロナ動向より ―ワクチン接種が行き渡るとどうなるか、という世界のモデル国として注目されているイスラエルであるが、引き続き感染は拡大しており、新規感染者数は爆発状態である。(23日:9,948人、24日:10,087人)また、1日あたり死者数も20人から50人程度に増大している。
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2021年8月25日 (No.21147)

◆ 中東の新型コロナ動向より ―最新の統計(Our World in Data)によると、カタールは人口百万人以上の国々の比較において、少なくとも1回の新型コロナワクチン接種を受けた人の対人口比が78.8%と、世界第二位を記録した(世界一はUAEの84.4%)。22日、この数値は80%を超えた。また、保健省によると接種可能人口(12歳以上)に対する割合は22日に1回以上接種者で92.3%、2回完了者は80.6%だった。新規感染者数は200人前後で推移しており、死者は7月28日以来発生していない。(ドーハニューズ他)
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2021年8月24日 (No.21146)

アルジャジーラ24日ミッドナイト・ニュースより ■ 米、「今月末のアフガンからの撤退期限までに退避を完了する」と確認。EUは退避期限の延長を求める。タリバンは外国軍撤退の遅延に対して警告 ■ カブール空港周辺で発砲によりアフガン兵1人が死亡。アルジャジーラ取材班は同空港内部に入り、退避作業が続く状況をレポート ■ イラン、「核合意をめぐるウィーンでの協議が時間の浪費になることを許さない」と述べ、協議の期限を定めるよう求める。
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2021年8月23日 (No.21145)

アルジャジーラ・モニタリング・ニュースヘッドラインよりアフガン情勢 ■ カブールからの退避作業が継続。米大統領は「何千人もの退避は長く困難な道のりだ」と説明。タリバンはカブール空港周辺で部隊を増強 ■ アフガニスタンで国の将来の政治をめぐる協議。タリバンは幅広い参加による政府樹立に向けて元高官や部族指導者らとの連絡範囲を拡大 ■米、アフガニスタンのアルカイダによる米国内への脅威の存在を否定。英首相はG7緊急首脳会議を招集。トルコ大統領は難民危機を警告